こんにちは、AKIです。

うちには普段乗る車と別に「1972年製のフィアット」がいます。ちょうどブログの最初にある写真の車です。ルパンがカリオストロの城で乗っている車です。

車に全く興味がなかった主人が一目惚れした車で、主人にとっては人生はじめて購入した車が、クラッシックカーのフィアットになります。

そのフィアットを去年手放しまして、先週日曜日に新しいオーナーに引き継ぎました。

売ろう。と思って12時間後には、買い手が見つかったかわいい車です。今回は「なぜ手放すことにしたか」を書いていきたいと思います。


理由はずばりタイトルにもあるように、

\主人が運転を辞めたから/

です。


主人は過去に雪道でスリップして車を廃車にした経験があり、そこからペーパードライバーで、結婚した後はわたしが運転を担当していました。

それから数年後、私が妊婦になり運転が苦しくなったため、そこからドライバーは主人にバトンタッチ。交代したまま約6年の月日が経ちました。

主人はフィアットの愛らしさに一目惚れして購入していますし、海外のクラッシックカーラリーにも参加していますが、ずっと運転は苦手だったそうです。

去年頃から主人の運転が怖くて、私はずっと助手席で気を張っていました。

危ないときには指摘し、何故そうなったかを原因究明したい私と、気分を害する夫。みたいな。運転を巡って険悪になることもありました。

ある日、そんな話を20年来の友人に伝えると、、、

「いや、あんたが運転したらいいやん。てか旦那さんってアスペルガーっぽい気質があったと思うけど、運転には関係ないの?」

って。た、たしかに!!!

病院で診断を受けている訳ではないのですが、私は、結婚当初からずっと主人のことは「発達障害」の性質を意識して接してきました。

主人は発達障害(アスペルガーとか多動症とか色々mix)と認識されることに抵抗感を持っていましたが、私は悪い印象は持っていないし、単なる「性質」で、一緒に生きていくためにも性質を理解して環境を作っていきたいと思っていました。

そんな訳で、もしかして運転が苦手なのは性質によるんじゃ、、、と思い検索してみつけたのがこのページです。

発達障害傾向のあるドライバーの運転行動特性の解明

これを主人に見せたところ、90%以上当てはまる。と。

項目をひとつずつ見ていくことで、私が持っていた「主人の運転に対する疑問」は「無視していたんじゃなくて、気づいてないんだ」と理解することが出来ましたし、主人からしても「他のひとはコレができているってこと?え!これはマズイね」と、はじめて人との違いを認識することができました。

そりゃ、自分で見えないものは、ないのと一緒だしひとりでは気付けないよね。

改めて項目を見て欲しいのですが、これができていないと知ってしまったら、もう運転はさせられない。

発達障害の性質を持つ人は多いし、運転している人も多いと思うのですが、主人は運転はずっと苦手だしストレスだった。と言うので、だったら事故や事件をおこす前に「卒業」してもらうことにしました。

代わって復帰したのがAKIドライバーです!笑

とは言っても久しぶりの運転、しかも外車ばかりが走っている港区は緊張するので、メインはバスとタクシーを使っています。

この生活で不都合が出てきたら、電動自転車の導入を検討予定です。

事故を起こす可能性は誰にでもあるけれど、運転したい。じゃなくて「運転したくない」という望みを主人が持っているのであれば叶えてあげたいし、娘にはみんな得意不得意があるから、協力して過ごしていこうね。と伝えています。

いまでは「ママが運転して?パパはのんびり休憩させてあげて」と言っていますw
フィアットも無事新しいオーナーさんの元で可愛がってもらっています。
64DC235A-F844-4364-89F0-5C0F39C3D397.jpeg 133.85 KB写真は娘撮影。助手席に移動となった主人が珍しいのか、記念なのか、カメラロールに30枚近く入っていました。

以上、結構いろんな内容を盛り込みましたが、主人と同じように運転が苦手という人のなにかきっかけか参考になれば嬉しいです😊