2026年〜2019年の3年半、イギリスに住んでいました。私たちが暮らしていたのはロンドンのKensingtonという場所。通勤がシティと呼ばれる街中だったのと、息子はボーディングスクールだったのでそこまで大きい部屋が必要なわけでもなく、アクセスの良い手頃なマンションを選んだつもりでした。
いざ行ってみてから気づいたのですが、いわゆる“超高級住宅街”と呼ばれるエリアで、ケンジントン・ガーデンズやハイドパークのすぐそば。石造りの白いタウンハウスが並び、それはそれは美しい街並みでした。子どもたちの学校関連の送迎やイベントで顔を合わせる家族の中には、ロシア、中国、中東から移住してきた富裕層が多くいました。
娘は徒歩10分の私立女子校へ。
息子は100km離れたOxfordのボーディングスクールへ。
学校の前に並ぶ車は、ベントレー、ロールスロイス、マイバッハ。運転手付きは当たり前で、セキュリティ付きの送迎も珍しくない。でも本当に圧倒されたのは、彼らの「ロンドンの家」!Kensingtonのタウンハウスは外観こそ歴史的でクラシックだけれど、中は完全に別世界。地下に降りると室内プール、ジム、ワインセラー、シネマルーム。ガラス張りのエレベーターがあり、5フロア構造。キッチンはシェフ仕様で、バックヤードには住み込みスタッフの部屋。価格は軽く20億円クラス。場所によってはそれ以上。しかもそれが“セカンドハウス”というケースも多かった。
私とSayaは徒歩かキックボードで通学していましたよ、えぇ。
運よくクラスメイトのベントレーに乗り込むこともありました。
もう関係ないのでバラしてしまおう。
私たちが住んでいたのはWycombe Squareのただの賃貸2LDK🤣
でも調べてみて!他の家たちがどれほどすごいか!!
下のはロシア人のクラスメイトの家だったので、きっと引っ越したんだね🩷
ポンドだからね、さぁ電卓を弾きなさいな!
最初は単純に思っていた。「世界のお金持ちってすごいな」と。でもその富裕層ママたちと仲良くなって、後から知る。あの家は贅沢の象徴ではなく、資産の避難先だったということを。
Wealth Flight(ウェルス・フライト)、またはMillionaire Migration(ミリオネア移民)と呼ばれるのがそれ。
富裕層が自国の政治・経済リスクを見越して、資産や生活拠点を海外に移す現象。独裁体制や政権闘争、資産凍結リスク、通貨暴落、外貨規制…。そうした不確実性が高まると、彼らはあっという間に動く。教育移住をきっかけに、パパだけ本国に残ってママと子どもたちだけ生活基盤をイギリスに移すケースも多い。
ロンドンの高級不動産は「世界の金庫」と呼ばれることがある。特に私が住んでいたKensington、Knightsbridge、Mayfair。この一帯は、世界中の資本が集まる“安全資産”。石造りのタウンハウスの扉の向こうには、国籍も文化も違う富裕層の家族が暮らしている。20億円の家は見栄ではなく、未来への保険。資産を守り、子どもの教育を守り、いざという時に戻れる拠点を持つという選択。現金は少なめにして(と言っても何億かはありそうだったぜ!!)不動産を揺るがない資産として持っておく。
一度、息子のルームメイトが新学期に学校に戻ってこないことがあった。
年末年始を母国で過ごしている間に政権が悪化し、政府関係者だったその一家は資産を凍結されてしまった。ちなみに確かウガンダだったかな。航空券も買えないし、国から出られないから寮には戻れないと。その子は結局、2ヶ月くらい経ってからイギリスに戻って来られた!
とここでふとSayaが通っていた私立校のHPを見てみた。
ちょっと待って。1学期あたりの学費が£10,735になってる。
嘘でしょ?円安ポンド高もあって1学期220万円だから、年間660万円?
確かに2018年ごろも高かったけど、当時は£6000(84万円)x3で年間250万円だったよ。
制服は世界一かわいいと思いました❤️
あの頃(ほんの6年前)行けてよかった・・・今はもう無理だ!
日本にいるとなかなか考えにくいけど、世界の富裕層は贅沢のために国を越えるのではない人たちがたくさんいる。未来が読めなくなった時、家族と資産を守るために移動する。いやーすごい世界だ!






