トップ画は最近話題となってしまった山梨県富士河口湖町のLAWSONです。
ツアー客が集まりすぎてしまったので、富士山が見えないようにしたとか。


今日はとある記事で読んだマーケティングの話。
16歳息子が見つけて来たもので、株の判断材料としての視点がとてもおもしろいと思いました。


例えばNIKE。米国アパレルブランドではぶっちぎり1位の時価総額。
今年は新CEOの評判が悪く、株価は落ち込み中ですが、誰もが知るメガブランド。

NIKEは何を売っているでしょうか?
教科書通りの説明だと、NIKEはスポーツアパレル、スポーツシューズを売っています。
でもとあるマーケティング記事ではこう書かれていました。

"Nike sells motivation not shoes"

Nikeが売っているのはスニーカーではなくモチベーションだ。




他のブランドについても見てみましょう!

"Amazon sells convenience not products"

Amazonが売っているのはプロダクトではなく、利便性だ。


"McDonalds sells happiness not burgers"

マクドナルドが売っているのはハンバーガーではなく、happinessだ。



同じくディズニー、Apple、フェラーリに関してもこんなことが書かれていました。


Disney sells memories not movies and rollercoasters”

ディズニーが売っているのは映画と遊園地ではなく、思い出だ。

”Apple sells trends not gadgets”

Appleが売っているのは電化製品ではなく、流行だ。


"Ferrari sells status not cars"

フェラーリが売っているのは車ではなくステータス。



この考え方はすごく素敵だし、全てのビジネスに当てはまると思う。
自分が売りたいものやサービスはなんなのか?
美味しい食べ物だけ?またはその経験、雰囲気、楽しく過ごせる時間も含めて。
便利なサービスだけ?またはそのサービスが生み出す繋がり、夢、自信。


例えば自分のスモールビジネスを紹介するときもこれを考えた方が良くて、
もちろんキャッチコピーも大切。
ボンボヤの親子留学はただの「親子留学プラン」ではなく、「一生に一度の冒険」。

冒頭で話したLAWSONのニュースも、もっと話題にしちゃえばよかったのに。
すぐに目隠しの柵を作って問題解決しました!!ではなく、楽しくブランド力を上げることに繋げられたと思っちゃう。インバウンド向けに富士山モチーフのおにぎり作るとか、日本のコンビニ=LAWSONと位置付けるマーケティングをするとか。


昨日から始まったパリオリンピック。
開会式を見て思いました。

Olympics sells world peace, not just sports competition.
オリンピックが見せたいのはスポーツ大会ではなく、世界平和。

今年の夏も楽しくなりそうですね!
明日のカナダ行きキッズも世界を楽しんで!